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『裏表のある人って、やあねえ』

 今日、夕御飯を食べに入ったお店でのこと。カウンターに座った私の隣に、タレントの女の子がいました。(かけだしと思われる。会話からタレントと判明したが、見たことない子)
 私の隣に、そのタレント(21,2歳?)、その知り合いと思われる男性(35,6歳?事務所の人ではなく、単なる知り合いらしい)、直角に曲がって女性プロデューサー(同じく35,6?男性の知り合いらしく、そのタレントの女の子を紹介されるべく呼び出されたらしい)。
 座った位置関係から、3人の会話がよ〜く聞こえてくるんです。私は、もともと、会話をしながら、他の人の言っていることも聞き取れるタイプなんで(しかも、職業柄、さらに磨きがかかって・・・)、なんとなく、その会話が耳に入ってきた。
 タレント嬢は、最近の子らしく、白いタンクトップに細みのパンツ。しかも、タンクトップの肩ひものところには、その下につけたブルーのブラジャーのひもが出てる。タンクトップの背中のところからも、ブラジャーが出てる。はっきり、意図的に見せてるわけだけど『それって、見せていいやつなの?』と、私は『?』。出すなら、もう少し、おしゃれなやつにしてよお!って、おばちゃん、思っちゃったわ。
 まず、そのタレント嬢、いきなり、『まあ、リポーターとかでもいいんですけどお・・・』とかましたので、『おいおい?リポーターったって、そんなに簡単になれるわけじゃない。そんなに甘い世界じゃないんだぜい!』と、びっくりしてしまった。まあ、彼女にとっては、女優やバラエティータレントがいて、余った仕事がリポーターみたいな感覚なんでしょうけど、そう簡単にはいかない。
 その服装もまた、お店の中で(ちなみにお寿司屋さん)浮いていて、ある意味、『私は素人さんではありません』と自己主張しているんだけど、いかがなものか・・・と。
 と、そこへ、そのお嬢、お手洗いに立ったのです。すると、女性プロデューサーが、すかさず男性に、『おせっかいかもしれないけれど、初めての人に会わせる時は、ああいう服装はやめさせた方がいいと思いますよ。プロデューサーなんて、スタイルのいい子も、きれいな子も、見慣れているんだから、たとえ相手が男性でも、ああいう格好しても何のアピールにもならない。「私は中身がありません」と言ってるようにしか見えないですよ。』とアドバイス。『ごめんなさい、余計なお世話ね・・・』という女性Pに、『とんでもない。ありがとうございます。ほんと、おしゃる通り。勉強になります!!』と男性。
 そこへ、お嬢が帰ってきて、ガラッと会話を変える女性P。
 また2〜30分して、今度は女性Pがお手洗いへ。すると、男性がすかさず、さきほどの女性Pのお言葉を、お嬢に伝達。
 それを聞いたお嬢、『女は女に厳しいからね・・・。女の人に会う時は、女を強調した格好していくと、嫉妬されるんだよねえ。別にいいよ、おばさんになんて言われたって。』
 『え?』と思ったんだけど、すぐさま隣の男性が『そうだよな』と言ったのに、もっと驚いた!!
 なんだ!?こいつら・・・。人間の裏表・・・恐いねえ!! 忙しい中、出てきた女性プロデューサーもかわいそう・・・。ブラジャーの紐見せて、仕事がとれるほど、芸能界も単純じゃない・・・。
 『私、まだ、脱いではいないんですけどお〜』とも言ってたけど、脱いでも売れない人もた〜〜っくさんいれば、脱がなくても売れてる人もた〜〜っくさんいる。みんな、根性入れて、仕事してんだぞお!
 味噌汁で顔洗って出直してこい!!!

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