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「識者」

今日は、雅子さまご懐妊か?の知らせでもちきりでしたね。
朝日新聞の1面スクープの形で始まったこの騒動。思ったんだけどね、ニュースの順番を決める人って、偉いよね。
雅子さまのご懐妊の可能性。これは。新聞の中で、どの場所に位置づければいいのか、ニュースの中で、どの順番で放送すればいいのか、それを決める、いわゆる「デスク」の人って偉い。そう思いません?
政治家の発言・事故・経済のこと、柔らかいネタ。どういう順番で流すかは、そのまま、局や新聞社の「声」「顔」となる。社の方針、考え方が垣間見られるからね。
でも、大体、どこも、大きな流れは一緒っていうのに、私は驚くわけです。
まず第一に、ニュースの絶対的バリューの判断。
何か事が起きて、その重大さの尺を冷静に計るという作業。
最近だと、東海村の事故や、自衛隊機が墜落した時に起きた停電など。あの特番の早さを見ると、「臨界事故」の「り」くらいで、事の重大さを認識しないと対応できないはず。「臨界って何だっけ?ああ!大変!」じゃどうしようもないわけです。
第二に、ニュースの相対的バリューの判断。
たとえば、今日のニュース項目は全部でこれです、って渡されたとして、その順番を決めろと言われたら、私は途方にくれるかも・・・。私にとって、大事な事から順番に並べるなら簡単だけど、世の中において、意味のあることから順番に並べるわけでしょう?世の中において意味のあるって言うけど、その「世の中」って一体もって、何を言うのよ?「意味のある」って何?大変なこと?面白い事?腹の立つ事?経済のこと?・・・わからないよね。尺度が。
でも、大体、どこの紙面も、番組も、大きな流れは一緒なんですよね・・・。ね?驚きません?そういう共通の尺度を持っている人のことを「識者」と言うんだろうね・・・。
以前にも、世の中の人と、感情を共感する難しさを何回か書いたことがありますよね。「知っているかいないか」とか、「怒っているのか悲しいのか」とか、世の中の大半の人が
思っている感情を理解していないと、報道はできない。バラエティーだってそう。でも、実際、そんなバロメーターは、物理的には存在しないわけです。世論調査や、選挙の結果とかしかね。
日々、培うものなんだろうけど・・・。人生、難しい・・・。(ちなみに、昨日の話とも共通テーマ)

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